若年層のFemale to Male の 不可逆的治療

当会は、若年層のFemale to Male の 不可逆的治療には反対です

とてもハイリスクです。

現状、FtMの治療は、乳房切除と、生殖腺の除去が行われ戸籍の続柄の変更が可能となって居ります。そして、男性的外性器を再建する必要はなく、身体的には女性そのものです。トランス界隈では、デトランスという言葉まで出てきました。これは如何言う事でしょうか?

デトランスとは、一度性転換を行い、更に性転換を望むと言う状態として利用されている様です。冷静に考えて、これは後悔を後悔と認めず、性自認が変わったから等という肯定的に受け入れられるよう誘導する言葉だと、当会は解します。LGBT当事者団体界隈では、性自認は生まれつき、或いは変わらないと言った様な事を言っているのに、当事者界隈では、性自認が変わったからと言って、デトランスをする人が一定数存在しています。言っている事が、理解できません。

FtMのデトランスは、ハイリスク

前項でも説明したように、身体的には男性器の再建は行われない事から、女性そのものです。ホルモン療法で、声は変わり、髭を蓄えてしまってからデトランスするのはどうでしょうか?生活に支障をきたす事でしょう。今、巷で賑わっているトランス女性の女性トイレ問題の様に、現場で混乱する事でしょう。女性の場合、第二次性徴を迎えた後でも、十分ホルモン療法で男性化出来ます。急ぐ必要はありません。十分自分と向き合ってから結論を出しても遅くはありません。

一方、MtFはどうか?というと、身体的には外観を変える事が重要視される事でしょう。男性の場合、第二次性徴によって、男性化してしまえば、もう後戻りはできません。つまり、女性化は出来ないので、早い内が良いというのは言えるのですが、難しい問題が付きまといます。それは如何言う事か?というと、生活そのものが立ち行かなくなる・・・という現実をどの様に回避できるか?と言う事。まだ、この界隈の人々の認識は高まっても社会的にはまだまだ偏見が残っている事は言うまでもありません。トランス女性が、日本社会で活躍している人がどれだけいるでしょうか?そして、何処まで突き進んでも女性としての経験は積めないのです。トランス女性は、男性として”トランス女性”を生きる方が”みなし女性”として生きるより、圧倒的に支持され、味方を増やせることでしょう。

テレビの世界を見てください。戸籍を変えた或いは、女性として活躍しているトランス女性は居りますか?一部居ますけど、どこへ行ってしまったのでしょうか?

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