同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の3条1項5号規定に関する広島高等裁判所の決定について

男性から女性へ性別の続柄を変更するための5要件目である外見要件、手術要件とも言われていた書類上の性別表記を変更する要件のひとつであった訳だけど。これが違憲と判断された事に、当事者としてとても残念に思います。

女性の安心安全が担保されてたから、また、私たちも手術を受けていたから、女性たちも不承不承ではあるモノの、女性という括りに入れて頂いていた。そう受け止めてきましたが。。。今後は、男性器を持ち、男性機能を有する法的女性(或いはみなし女性)が、生来女性と同等の権利・法益を得る事となるのです。

女性とは何か?

男性とは何か?

そうした概念が崩壊した今、生来女性はどうあるべきなのか?今後、どの様に生来女性の権利法益を守っていくべきなのか?

私は生来女性と仲たがいの様な或いは、お互いを否定する様な事はしたくありません。それは私たち全体に対するイメージの悪化に繋がり、私たちの希望が失われかねません。

司法が判断したのだから、私たちはどうする事も出来ません。悔しい限りです。

仲間を募りたい

一人での活動に限界を感じる。。。
だからと言って、方向性が違う人と手を組む事は出来ない。
もし、同じ方向性だと言う人が居たら、ぜひ声をかけて頂きたい。

最終手段として:性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の完全廃止

それまでは:性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の要件厳守

最終手段への移行は、戸籍変更者が行動制限等の不利益を被る場合に限る。

性別適合手術を受け、戸籍を変えてまで望んだ新しい生き方を他の誰かに邪魔される謂われは無いと思っている。それは全ての権利を得る事に他ならない。

GID特例法が制定してから19年、大きな問題があっただろうか?

2021年末現在11030名の方々が戸籍の続柄を変更してきた。この方々が、他の誰かに危害を加えたのだろうか?。。。山本深雪氏?

では、彼女を犯罪に駆り立てた社会の側に問題は無かったと、言えるのでしょうか?

また、実際に彼女は誰かに危害を加えた訳ではない。

LGBT活動家の話だけを頼りに政策を作らないでください。

そんな思いを同じくする人と手を組みたい。

トランスジェンダーの性別変更、手術規定は違憲か 最高裁が9月弁論

 トランスジェンダーの人たちが戸籍上の性別を変更する際、生殖機能を失わせる手術を必要とする「性同一性障害特例法」の規定が憲法違反かが争われている家事審判で、最高裁大法廷は27日、申立人側の意見を聞く弁論を9月27日に開くと決めた。

会の主張

①手術要件撤廃には、大反対だよぉ~ん💛

②人権の衝突を法律でもって解決しようとすることは、法の下の平等に反している。

③性転換手術は、望んで受けたものであって、人権侵害とは無関係である。

手術要件の撤廃は、性別の無秩序化に他ならないと考えています。
性別の無秩序化によって、起こる様々な歪みを社会が順応できるのであろうか?

生理のある男性
出産する男性
婦人科疾患にかかる男性
立井排尿が出来ない男性

身体的には女性(妊娠・出産が可能)だけど、同性婚を望む男性(パートナーの性別・身体的性別は問われない)
身体的には女性(妊娠・出産が可能)だけど、異性婚を望む男性(パートナーの性別・身体的性別は問われない)

現在見受けられる人権の衝突は、女性スペース利用において女性とトランス女性との間で起こる事が確認されている。
この問題は非常にセンシティブでデリケートな問題であるからこそ、慎重にするべき案件であると当会は認識する。
女性にとって、安心安全であらねばならないのが、女性スペースなのであろうと、当会は認識する。

その上で、トランス女性は女性スペースを使わせてもらうという立場になってこの問題に向き合いたい。

現在、手術要件の撤廃が運動化し、政治家の皆さんも、『それはそうだ』と前のめりになって居る様に見受けられます。でも、果たして、それが本当に必要な政策なのでしょうか?

手術要件が撤廃され、戸籍の性別の変更が安易に認められる様になってしまえば。。。


女性エリアに、身体的には男性の戸籍が女性という人達が雪崩れ込んでくる事が予測される。
手術を必要としないと主張するトランス女性は、女性エリアには立ち入らないと、声をあげていますが。

果たして、それが通用するでしょうか?


学校・職場・被災地・病院・公のサービスでは、戸籍に準じて振り分けられるんです。本人の意思に反して、戸籍で以て振り分けられてしまうんです。


何故、手術を必要としないトランスジェンダー女性は、戸籍の性別の記載変更を望むのでしょうか?


結婚?

それは公のサービスのひとつですよね。

個人間で完結する様なサービスであるなら、然して問題は軽微だろうと認識はしておりますが、話の論点はそこではありません。女性スペースへの立ち入りというセンシティブでデリケートな場所で起こる混乱をどう回避するべきかと言う点です。本人の意に反して、振り分けられるのが、そうしたセンシティブでデリケートな空間利用だった場合、手術を必要としないトランス女性が、『身体的には未手術なので』と、言って憚るでしょうか?

憚るという人が居るとしたら、私は聞いてみたい。何故、戸籍の性別変更を望むのか?と。


女として生きると言う事は、そうした事も含めて女として生きるという事になるのではないだろうか?


戸籍の性別を男から女に変えた。
『身体的には未手術なので』と、言って憚れる?

もし、人の善意や、制度の強みを利用するつもりで、女性エリアには立ち入らないと公言しているとしたら、悪質極まりない事だと当会は認識します。



私は少なくとも、私は。進んで性転換の手術を受けています。いえ、性転換手術は、私が強く願ったもの。それを人権侵害だなんてただの一度も、考えた事などありません。